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わたしたちについて

 2016年4月熊本はこれまで経験したことのない大規模な地震が発生しました。甚大な被害と相続く余震とに、私たちの暮らしは大混乱でした。行政だけでは追い付かない復旧作業や被災者支援に、市民自らが動き始めました。被害の少なかった市民それぞれが自分にできることは何か考え、自分の周りへの支援活動を始めたのです。

そんな中、これまで、阪神淡路大震災や東日本大震災、中越地震の支援活動などを経験した全国の仲間やネットワークから、「現場はたくさんいるから、支援活動を支える仕組みをつくり、活動を支える仕組みをつくれ」とのアドバイスを受けて、有志で集まり勉強会や支える仕組みをつくための準備会を何度も重ねていきました。

​ まだまだ混乱は続いていましたが、CAMPFIRE様から300万円のご寄付をいただき、様々な手続きを経て、2017年3月「一般財団法人くまもと未来創造基金」の設立することができました。

 「復興を支える活動を行っている市民を支える」

 「自分たちで熊本の未来をつくる」

このことが今後直面する地域の社会課題解決につながっていくー

その後、コロナ感染や豪雨災害など相次いだクライシスに対して、地元の財団としていち早く、現場の実情の合わせた支援活動やサポートができたと考えています。

​ 人口減少・消滅都市・気候変動による自然災害の頻発 日本はこれから様々な社会課題にぶつかっていくことになります。行政や様々なセクターと連携しながら、市民自ら自分たちの熊本の未来をつくるためのサポートやつなぎ役としての役目を担っていきます。

熊本地震から10年、これからの10年を見据えて新たなチャレンジを始めます

『子どもたちの挑戦を応援する基金』創設について

震災から10年。

一般財団法人くまもと未来創造基金は、被災直後より、被災された方々の生活支援や、より良い地域コミュニティづくりを軸に、支援企業や国の休眠預金の受け皿として、給付先の選定から伴走支援までを行い、地域の皆さまと共に復興の歩みを進めてまいりました。

そのような厳しい状況の中にあっても、未来を描こうとする子どもたちの姿に、私たちは幾度となく心を打たれてきました。社会の持続性は、次の世代がどのような機会を得られるかによって大きく左右される――震災は、その事実を私たちに改めて教えてくれました。

当財団では、震災復興事業と並行して、返済不要の全額給付型海外留学奨学金「アップルシード奨学金」を創設し、「留学への強い意欲はあるものの、経済的理由により夢を断念せざるを得ない」県内高校生を対象に、企業や市民の皆様のご支援を受けながら、これまで10名を米国モンタナ州の高校へ送り出してきました。

学びに専念し、自らの未来を切り開いていく彼らの姿を通じて、私たちは本事業の意義と可能性を改めて確信するに至りました。今後はこの取り組みの価値をより広く社会に伝え、一人でも多くの熊本の高校生が世界を知り、未来へ羽ばたく機会を得られるよう尽力してまいります。

一方で、さまざまな分野において、「やりたいことがあっても、無理だと思ってしまう」――すなわち、意欲はあっても環境や経済的要因により、挑戦の選択肢そのものを持てず、夢を断念せざるを得ない子どもたちが数多く存在する現実も見えてきました。

子どもたちに夢がないのではありません。

夢に近づくための「きっかけ」や制度が十分に行き届いていないことこそが、彼らの未来への道を狭めているのではないでしょうか。

私たちの次なる挑戦は、子どもたちの「最初の一歩」を支える基金の創設と運営です。

本基金は、進学や就業といった最終的な成果にとどまらず、学びや挑戦に向かう最初の一歩を、社会全体で支える仕組みとして構想しています。これは短期的な支援ではなく、中長期的な視点に立った人材への投資であり、皆様と共に創り上げていきたい取り組みです。

社会や企業の持続的な発展に資するため、単なる社会貢献ではなく、次代を担う人材を育てる「社会資本への投資」という発想のもと、本事業へのご理解とご支援、ご参画を心よりお願い申し上げます。

震災から学んだ「支え合う力」を、次は「未来を育て、創る力」へ。

1.くまもと未来創造基金とは

熊本県内での課題解決に向けた場を提供するとともに、必要な資源の確保を行い、市民をサポートすること で、社会を構成するすべての主体が公益を支える仕組みを構築します。

2.目的 当法人は、地域を支えるために必要な資源の循環を作り、社会を構成するあらゆる人が地域の未来を担い 合い支える仕組みを構築することによって、持続可能で豊かな地域社会の創造と発展に資することを目的と しています。

3.事業概要

1.公益活動推進事業

(1)公益活動を行う団体に仲介・提供するために、公益活動に必要な資金等の資源を募り、 確保する事業

(2)公益活動を行う団体に対し、融資、助成、顕彰等を行う事業

(3)公益活動を支援するために、不動産等の資源を活用する事業

(4)公益活動を行う団体に対し、その経営に必要な資源を提供する事業

(5)公益活動を行う団体及び資源提供者に対するコンサルティング事業

(6)公益活動に係る調査研究、情報収集及び情報発信に関する事業

(7)公益活動を推進するための普及・啓発物品、寄付金付物品および出版物等の販売 (8)その他当法人の目的を達成するために必要な事業

2.次世代育成事業 (1)奨学金給付、海外留学支援等事業

4.事業年度 毎年 6 月 1 日から 5 月 30 日

​私たちの目標

地域を支える市民活動への助成・伴走サポートによって市民力を高める

みんなで支える仕組みとしての寄付文化を広げる

未来を担う子ども達に海外留学と寄付貢献の経験の場を提供する

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